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はっちのブログ【快適版】

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ジャージー・ボーイズ

監督イーストウッドが今回はミュージカル舞台の映画化ということで悩んだ末に観に行きました。イーストウッドって本当に才能ある監督です。ドリームガールズのようなテイストでなく、ヒューマンドラマでありながら音楽映画で、ミュージカル映画にはしていない。観客はつい音楽に聞きほれてリズムをとってしまう、そんな仕上がりでした。フランキー・ヴァリ役のジョン・ロイド・ヤングというほとんど無名の役者が素晴らしい歌声を披露。この辺の役者層の厚さがさすがアメリカって感じ。実際のザ・フォー・シーズンズになりきり、リアルタイムで聞いているような錯覚になりました。家族との軋轢や不幸の数々も実話なのでしょう、変に過度な演出もなく2時間20分はあっという間でした。音楽映画やミュージカルが苦手の方でも楽しめるお勧めの映画です。上映期間も今月くらいで終わりそうですが、時間があればぜひ観に行ってね!
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【作品情報】
60年代に数々のヒットを生んだ4人組グループ、ザ・フォー・シーズンズの栄光と挫折を描きトニー賞に輝く大ヒットミュージカルを、クリント・イーストウッド監督が映画化した人間ドラマ。ニュージャージー州の貧しい地区で育った青年たちが体験する出来事の数々を、大ヒットナンバーに乗せて描き出す。
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【あらすじ】
ニュージャージー州の貧しい地区に生まれたフランキー・ヴァリ(ジョン・ロイド・ヤング)、ボブ・ゴーディオ(エリック・バーゲン)、ニック・マッシ(マイケル・ロメンダ)、トミー・デヴィート(ビンセント・ピアッツァ)。希望のない町に生まれた4人は、自分たちの音楽だけで夢のような成功をつかみ取る。彼らはザ・フォー・シーズンズとして、『シェリー』、『恋はヤセがまん』、『恋のハリキリ・ボーイ』、『悲しき朝焼け』、『悲しきラグ・ドール』、『バイ・バイ・ベイビー』、『愛はまぼろし』、『君の瞳に恋してる』といった数々の名曲をヒットさせ、音楽界に不滅の伝説を打ち立てていく。しかし、そのまばゆいばかりの栄光ゆえに、裏切りと挫折、別離、家族との軋轢といった不幸が彼らを襲う……。
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# by hageuz | 2014-10-19 16:58 | 映画
東野作品でも珍しくSF色の強い作品でした。文庫にしては珍しく600ページ弱のボリューム。しかし読み始めたら止まらない一冊でした。世界から取り残された人々。そんな状況でどう生き残るか?設定はそれほど目新しくないけど彼の文章は読ませる力がありますね。これだけ多くの作品を短期間に生み出すエネルギーはほかの作家を凌駕するものがありますね。映画化するとディザスタームービーになりそうですが監督次第でパラドックスワールドが表現できれば面白そう。たった13秒時間が飛んでしまうだけなのに・・・
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【内容紹介】
「世界が変われば善悪も変わる。
人殺しが善になることもある。
これはそういうお話です」東野圭吾

運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?
13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない!
張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。“奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作! --このテキストは、 ハードカバー 版に関連付けられています。
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※有名邦画の1シーン こんなイメージ???
【内容(「BOOK」データベースより)】
13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。世界が変れば善悪も変る。殺人すらも善となる。極限状態で見えてくる人間の真理とは。
# by hageuz | 2014-10-18 22:01 |
実話をベースにサスペンス風に仕上げていましたが、テンポはそれほどよくなく退屈な作品でした。
ニコール・キッドマンに会いに行ったのですが、さすがに47歳という加齢には勝てなかったようです。少し太めになった二の腕と口元のシワが少し残念。必要以上に美化され、史実に対して不正確なためフィクションとしていましたが、真正面で撮ったほうがよかったのじゃないかな~
お勧めじゃないかなぁ~
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【作品情報】
気品に満ちた風貌はもちろん、『喝采』でアカデミー賞主演女優賞に輝くなど、ハリウッドのトップスターだった名女優グレース・ケリー。モナコ公妃となり、表舞台から姿を消した彼女が、国の運命を左右する重大な任務に携わっていたという知られざるエピソードを映画化した、二コール・キッドマン主演によるヒューマンドラマ。
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【あらすじ】
1956年、オスカー女優のグレース・ケリー(ニコール・キッドマン)は、モナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)と結婚。1961年12月、二人の子供に恵まれるも王室の中で孤立していたグレースの前に、脚本を手にしたヒッチコック(ロジャー・アシュトン=グリフィス)が現れる。「マーニー」という新作映画の出演依頼に訪れたのだ。そんな中、モナコ公国に危機が降りかかる。アルジェリアの独立戦争で戦費が必要になったフランスが、無税の国モナコに移転したフランス企業から税金を徴収して支払うよう要求、「従わなければモナコをフランス領とする」と声明を出したのだ。もし戦争になれば、軍隊もない小国モナコは、一瞬で占領されてしまう。政治で頭がいっぱいのレーニエに無視され、ますます居場所を見失ったグレースはハリウッド復帰を望むが、国家の危機的状況に発表は控えられる。だが宮殿から情報が漏れ大々的に報道、グレースの相談役で後見人のタッカー神父(フランク・ランジェラ)は、フランスのスパイがいると警戒する。1962年7月。国民の公妃への不満が高まる中、励ましてくれるのは義姉のアントワネット(ジェラルディン・ソマーヴィル)と、オナシス(ロバート・リンゼイ)の愛人マリア・カラス(パス・ベガ)だけだった。やがてレーニエはフランス企業への課税を了承。しかしド・ゴールは、モナコ企業にも課税してフランスに収めろと脅し同然の要求を突き付ける。レーニエは行き場の無い怒りをグレースにぶつけ、映画界からの引退を迫る。結婚式の記録映像を見ながら離婚を考え、涙にくれるグレースの傍らで優しく見守る神父は「人生最高の役を演じるためにモナコに来たはずだ」と諭す。数日後、神父はグレースを外交儀礼の専門家であるデリエール伯爵(デレク・ジャコビ)の元へ連れて行く。モナコの歴史、王室の仕組み、完璧なフランス語、公妃の作法、正しいスピーチ――グレースの夏は厳しい特訓で過ぎていった。9月22日、レーニエはヨーロッパ諸国の代表に軍事支援を募るサミットを開くが、ド・ゴール暗殺未遂の報せが入り失敗。さらに王室内の裏切り者が判明し、レーニエとグレースは深い衝撃を受け、二人は絶望の中で長らく眠っていた互いの愛を確認し合う。翌朝、グレースはヒッチコックに電話をかけて出演を断り、国際赤十字の舞踏会開催を発表、世界中の要人に招待状を発送する。1962年10月9日、侵攻を目前にモナコで開かれたパーティは大変な盛況を博し、そこにはド・ゴールの姿もあった。マリア・カラスの魂を震わす歌の後、主催者のグレースが舞台に上がり、この日のために練り上げた一世一代のスピーチが始まった……。
# by hageuz | 2014-10-18 19:21 | 映画

近キョリ恋愛

『渇き。』でも主演を務めた小松菜奈が全く印象の違う女子高生役でキュンキュンオーラ全開。山Pの英語教師役も結構はまり役?単純に恋愛映画を見たい私のようなものには普通に楽しめました。
先生と生徒の恋愛話はありきたりだけど、表情を出さないゆに(小松菜奈)の気持ちをわかってしまうハルカ(山下智久)の過去の背景と、元カノでゆにの新担任・瀧沢美麗(水川あさみ)の微妙な感情が結構ツボでした。女子力揚げるにはいい作品です!学校の先生が敷地内で喫煙できないときの対処法も分かりました。
先生って大変だね~
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【作品情報】
ツンデレ教師と女子高生の恋を描いた、みきもと凜の同名コミックを山下智久主演で映画化したラブストーリー。天才だが英語だけが苦手な女子高生のゆにと、毒舌な英語教師ハルカが禁断の恋に落ちていくさまがつづられる。ゆにを演じるのは『渇き。』でも主演を務める小松菜奈。『君に届け』の熊澤尚人が監督を務める。
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【あらすじ】
どんなときも表情を崩さない超クールな天才女子高生・枢木ゆに(小松菜奈)の成績は常に学年No.1だが、唯一英語だけが苦手だった。ある日、ゆには、赴任してきたばかりの史上最強の男前ツンデレ英語教師・櫻井ハルカ(山下智久)に放課後二人っきりの特別補習授業を言い渡されてしまう。感情表現が苦手なゆには、自信満々でツンデレのハルカが大嫌いだったが、常に気持ちを抑えて強がっている自分をあっさり見抜かれ、ゆには心を乱されていく。数学教師でゆにの保護者がわりの明智数馬(新井浩文)は、ゆにが情緒不安定になっていることに気付き、ハルカとの補習を強制的に終了させる。補習がなくなり嬉しいはずなのに、なぜか寂しさを覚えるゆに。そんな気持ちを抱えながら胸がゆらゆらすると言うゆにに親友の名波菊子(山本美月)は、それは“恋”だと教える。初めての感情に戸惑うゆには“恋”について一生懸命勉強し、恋愛指南書に背中を押され告白することを決意。ハルカの授業が始まる直前、教壇の下にもぐりこみ、思いを記したノートを開いて見せる。そんなゆにの健気な表情とひたむきさに心惹かれ、ハルカは衝動的にキスをする。その様子を、ハルカの元カノでゆにの新担任・瀧沢美麗(水川あさみ)が見ていた……。許されない恋だとわかっていながら、強く惹かれ合うハルカとゆに。一方、二人を引き離そうとする数馬や美麗、そしてゆにに想いをよせる元ヤンキーでパティシエ志望の的場竜(小瀧望)。彼らの存在が、二人のキョリをますます不安定にしていく中、ゆにに留学の話が持ち上がる。ハルカはゆにの将来を考え「お前のことは好きじゃない」と嘘をついて突き放し、傷ついたゆには、何も知らずに遠い外国へと旅立っていく。遠く離れてしまったハルカとゆに二人の“運命の恋”の行方は……。
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# by hageuz | 2014-10-12 15:54 | 映画

ふしぎな岬の物語

「成島監督をしても吉永小百合を変えられなかった」というのが正直な感想です。
平凡な日常を切り取った、ともすれば安っぽくなってしまう映画を何とか品の良い作品にはできたと思いますが、正直良作・秀作とは言えなかった。なんだろう・・・やはり吉永小百合の滲み出す品の良さが「平凡な日常」ではないと感じさせてしまうからなのでしょう。それに比べて浩司(阿部寛)やタニさん(笑福亭鶴瓶)の演技は素晴らしかったと思います。救いなのは成島監督の力で時間に関してはいい感じで進んでいったことです。TV放送を待ってご覧になれば十分かと・・・
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【作品情報】
吉永小百合が自ら企画&主演を務め、『津軽百年食堂』の森沢明夫の小説を映画化したヒューマンドラマ。岬の先にあるカフェの女主人と、そこに集う人々が織り成すドラマがつづられる。女主人のおいを阿部寛、店の常連客を笑福亭鶴瓶が演じるなど、個性あふれる顔ぶれが物語を彩る。監督は『八日目の蝉』の成島出。
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【あらすじ】
海の向こうに富士山を望むのどかな里。花畑や学校、病院、教会が点在する中、岬の突端に里の住人たちが集う“岬カフェ”がある。漁師や農家、医師、牧師、警官……皆のお目当ては、店主の柏木悦子(吉永小百合)がいれる一杯のコーヒー。それを飲むと、皆の心は軽く元気になるのだった。そんな悦子のコーヒーは、何でも屋を営む甥の浩司(阿部寛)と共に毎朝汲んでくる小島の岩清水で作っている。45歳の浩司は、思い込みが激しくたびたび問題を起こすこともあるが、カフェの隣の掘っ立て小屋に住み、悦子を献身的に見守ってきた。ある日、“岬カフェ”の常連客で漁師の徳さんの娘・竜崎みどり(竹内結子)が数年ぶりに里に帰ってくる。だがずっと音信不通だった彼女は何かに傷ついているような様子。一方、30年来の常連客、不動産屋のタニさん(笑福亭鶴瓶)は悦子と浩司のいちばんの理解者だったが、ある事情でこの地を離れることが決まっていた……。
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# by hageuz | 2014-10-12 15:41 | 映画

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