はっちのブログ【快適版】

hageuz.exblog.jp

公開映画情報をできるだけ早くお届け!

羊と鋼の森

読ませて読者に想像させるタイプの小説を映画化するのは難しい。調律師という職業を小説で表現していただけに映像が使えるとあまりに容易になるかと思いきやせっかくの映像がこの小説の良さを台無しにしてしまった。私自身ピアノを演奏できないがおそらく各々の好みや演奏の仕方に合わせないといけない世界なのだということはなんとなくわかった。その要望に応える調律師という職業は天性の音感や感性がある人でないとできない職業だと思っていたが、整音(音色のチューンナップ)・整調(部品、機械のチェック)・修理 という3つの技術が必要で才能だけではやれない職業だった。そういう職業を映像をもって知るにはわかりやすい映画かもしれない。上白石姉妹などのピアノ演奏は素晴らし見所はそこかな。とはいえ冒頭にも書いた通り作品というレベルで見ると小説の良さを引き出すのに明らかに失敗してしまった。残念でした。
f0064229_15030875.jpg

【作品情報】
2016年の第13回本屋大賞に輝くなど、数々の賞を受賞した宮下奈都の同名小説を、山崎賢人主演で映画化した青春ストーリー。将来の夢をもっていなかった一人の少年が、高校で出会ったピアノ調律師に感銘を受けて、調律の世界に足を踏み入れ、ピアノに関わる人々と出会い、成長していく。上白石萌音上白石萌歌が姉妹役で映画初共演する。
f0064229_15030714.jpg
【あらすじ】
北海道の田舎で育った外村直樹(山崎賢人)は、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦友和)と出会う。彼の調律したピアノの音に生まれ故郷と同じ“森の匂い”を感じた外村は、調律の仕事に魅せられ、その世界で生きていこうと決意。専門学校に通ったのち、板鳥のいる楽器店で調律師として働き始める。いちばん年齢が近く兄のような存在である先輩・柳(鈴木亮平)に付きながら、調律師としての道を歩み始めた外村は、ある日、高校生姉妹、和音(上白石萌音)と由仁(上白石萌歌)に出会う。柳の調律したピアノを二人が弾くと、和音の音は端正で艶やかな音を奏で、由仁は明るく弾むような音色になるのだった。ときに迷い、悩みながらも、ピアノに関わる多くの人に支えられ、外村は調律師として人として逞しく成長していく……。
f0064229_15030703.jpg

[PR]
by hageuz | 2018-06-10 15:04 | 映画 | Comments(0)