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ハクソー・リッジ

実話を元に10年ぶりの監督としてメル・ギブソン復活。アメリカ史上初の名誉勲章を受けたデズモンド・ドスの衛生兵として銃を持たず仲間を救出する話。
戦闘シーンが後半ほとんどで人によっては冗長感のある演出でしたが、私個人としては救出シーンのリアルな感じが伝わり良かったです。
話のエッセンスとしてドロシーとの恋愛シーンが織り込まれますが、この辺のバランスもよかった。実際に戦争を舞台とした映画で戦闘シーンと部隊内のシーンだけだと重たい感じになるところですが、家族の背景やなぜ志願兵として戦場に行きながらも先頭にかかわらず貢献する選択をしたのかが明確でした。ブレイブハートでは13世紀末のスコットランドという時代を描き彼の才能を感じましたが、今回の作品も非常に完成度が高く素晴らしいものでした。
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【作品情報】

衛生兵として一晩で75名の日米の負傷兵を救い、武器を持たない兵士としてアメリカ史上初の名誉勲章を受けたデズモンド・ドス。アンドリュー・ガーフィールドがドスを演じ、メル・ギブソンがその半生を映画化した人間ドラマ。沖縄の激戦地“ハクソー・リッジ”でドスが取った勇気ある行動が臨場感あふれる戦闘シーンとともに描かれる。

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【あらすじ】
ヴァージニア州の田舎町で育ったデズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)の父トム(ヒューゴ・ウィーヴィング)は第1次世界大戦出征時に心に傷を負い、酒におぼれて母バーサ(レイチェル・グリフィス)との喧嘩が絶えなかった。そんな両親を見て育ち「汝、殺すことなかれ」との教えを大切にしてきたデズモンドは、第2次大戦が激化する中、衛生兵であれば自分も国に尽くせると、父の反対や恋人ドロシー(テリーサ・パーマー)の涙を押し切り陸軍に志願する。グローヴァー大尉(サム・ワーシントン)の部隊に配属され、上官のハウエル軍曹(ヴィンス・ヴォーン)から厳しい訓練を受けるデズモンド。生涯武器には触らないと固く心に誓っている彼は、上官や仲間の兵士たちから責められても頑なに銃をとらなかった。ついに命令拒否として軍法会議にかけられても貫き通した彼の主張は、思わぬ助け舟により認められる。1945年5月、グローヴァー大尉に率いられ、第77師団のデズモンドとスミティ(ルーク・ブレイシー)ら兵士たちは沖縄のハクソー・リッジに到着。そこは150mの断崖がそびえ立つ激戦地だった。倒れていく兵士たちに応急処置を施し、肩に担いで降り注ぐ銃弾の中をひるむことなく走り抜けるデズモンドの姿に、感嘆の目が向けられるように。しかし丸腰の彼に、さらなる過酷な戦いが待ち受けていた。
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by hageuz | 2017-06-25 15:15 | 映画

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