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はっちのブログ【快適版】

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パラドックス13(東野圭吾)

東野作品でも珍しくSF色の強い作品でした。文庫にしては珍しく600ページ弱のボリューム。しかし読み始めたら止まらない一冊でした。世界から取り残された人々。そんな状況でどう生き残るか?設定はそれほど目新しくないけど彼の文章は読ませる力がありますね。これだけ多くの作品を短期間に生み出すエネルギーはほかの作家を凌駕するものがありますね。映画化するとディザスタームービーになりそうですが監督次第でパラドックスワールドが表現できれば面白そう。たった13秒時間が飛んでしまうだけなのに・・・
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【内容紹介】
「世界が変われば善悪も変わる。
人殺しが善になることもある。
これはそういうお話です」東野圭吾

運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?
13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない!
張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。“奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作! --このテキストは、 ハードカバー 版に関連付けられています。
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※有名邦画の1シーン こんなイメージ???
【内容(「BOOK」データベースより)】
13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。世界が変れば善悪も変る。殺人すらも善となる。極限状態で見えてくる人間の真理とは。
by hageuz | 2014-10-18 22:01 |

by hageuz