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大統領の執事の涙

歴代の大統領執事につかえながら歴史的な黒人差別の変遷を背景に主人公セシルの感情を描いています。人種差別にまつわるアメリカの歴史を振り返りながら様々な考え方に惑うことなく執事と仕事を全うしているセシルとそれを支える妻グロリアの苦悩がうまく描かれていました。ハウスニガーから大統領執事という仕事に全力を尽くしてきた主人公が、自分の人生を振り返った時どうだったのか?この辺は私達自身もキャリアプランを再度見直す気づきになりますね。個人的には大統領とその裏側まで掘り下げた作品を期待していましたので少し期待と違っていました。マライやキャリーが冒頭にセリの母親役で登場しますがショッキングなことになっています!
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【作品情報】奴隷から大統領の執事にまで上り詰め、30年もの間、ホワイトハウスで過ごし、7人の大統領に仕えた黒人男性と彼の家族の姿をつづる、フォレスト・ウィテカー主演のヒューマンドラマ。34年間、ホワイトハウスに勤め、トルーマンからレーガンまで8人の大統領に仕えた実在の黒人執事ユージン・アレンがモデルになっている。
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【あらすじ】
人差別が日常で行われていた時代のアメリカ南部。幼いセシル・ゲインズは、両親と共に綿花畑で奴隷として働いていたが、ある事件で親を失いハウス・ニガー(家働きの奴隷)として雇われる事になる。その後、セシルは一人で生きていくために見習いからホテルのボーイとなり、遂には大統領の執事にスカウトされる。それ以来、セシル(フォレスト・ウィテカー)は、約30年間ホワイトハウスで過ごし、アイゼンハワー(ロビン・ウィリアムズ)、ケネディ(ジェームズ・マースデン)、ジョンソン(リーブ・シュレイバー)、ニクソン(ジョン・キューザック)、フォード、カーター、レーガン(アラン・リックマン)といった7人の大統領に仕え、キューバ危機やケネディ暗殺、ベトナム戦争など歴史が動く瞬間を見続けてきた。そんな時代の中でも、彼は黒人として、そして執事としての誇りを持ちながら忠実に働き続けるのだった。だが執事であると同時に、夫であり父であったセシルは、家族と共にその歴史に翻弄されていく。「世の中をよくするため、白人に仕えている」と語るセシルに妻グロリア(オプラ・ウィンフリー)は理解を示すが、長男のルイス(デヴィッド・オイェロウォ)は父の仕事を恥じ、国と戦うために反政府運動に身を投じる。一方、そんな兄とは逆に、国のために戦うことを選んだ次男のチャーリー(イライジャ・ケリー)は、ベトナムへと志願するのだった……。
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by hageuz | 2014-03-08 14:37 | 映画

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