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髪結いの亭主 デジタルリマスター版

究極の愛とは究極のエゴなのかもしれない。彼の愛を一心に受ける髪結いを演じるマチルドは、今まで生きて来た中でこれほどまでに愛された事は無い為に自分が死ぬ瞬間が絶頂の愛を知る瞬間だと思い自殺をしたのだと思います。日々が幸せの絶頂であり、亭主は今日以上に自分を愛してくれる。それはすごく幸せなこと。しかしいったん彼の愛が自分以外に向けられたら・・・
「ひとつだけ約束して。愛してるふりは絶対しないで」と亭主に話すマチルドだったが、自らが亭主の愛を受け止められなくなってしまったのだろうか?切ない中にも亭主のコミカルな踊りが作品自体の悲壮感を払拭している。
好き嫌いのはっきりする映画ですが、私は嫌いにはなれない。なんとなく幼少のころから抱いている女性感が近いからかもしれません。
また、美しい女理髪師マチルド(アンナ・ガリエナ)がこのころは最高に美しく妖艶です。
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今回デジタルリマスター版になって新しいファンが増えるといいなぁと20年以上も前の映画ですがお勧めしたくなりました。

作品解説・紹介
男と女のロマンティシズム、観る者の官能を強烈に刺激するエロティシズムが、永遠の愛に憧れる女性たち、男性たちを劇場に呼び寄せ大ヒットした、フランスの映画作家パトリス・ルコントの名が日本で知られるようになった記念すべき作品。店先から注がれる太陽の光を淡いパステル画のような色調で描き出す映像の美しさ、そこにかぶさるマイケル・ナイマンの穏やかな弦楽、さらにスパイスのように使われるアラブ歌謡とそれに合わせて踊られるジャン・ロシュフォールの珍妙なダンスが、短編小説のような味わいを刻み込む。日本公開20周年を記念して、2011年にデジタルリマスター版でリバイバル公開。
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解説 - 髪結いの亭主 
女の床屋さんと結婚すると決めた男と謎に満ちた美しい女理髪師との奇妙な恋物語。監督・脚本は「ムッシュー・イール」のパトリス・ルコント、製作はティエリー・ド・ガネー、撮影はエドゥアルド・セラ、音楽は「プロスペローの本」のマイケル・ナイマンが担当。出演はジャン・ロシュフォール、アンナ・ガリエナほか。
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あらすじ
ドーヴィルの海岸沿いの家に住む少年アントワーヌ(アンリー・ホッキング)。彼は床屋に行くのが大好きだった。一人で店をやっている、ふっくらとした美人のシェーファー夫人(アンヌ・マリー・ピザーニ)の髪に触れる手触りや彼女の体臭にうっとりする時間は彼にとって至福のときだった。ある暑い日、白衣のボタンを多めにあけたシェーファー夫人の胸に見入ったアントワーヌは、興奮して何も手につかず、夕飯の時に「女の床屋さんと結婚する!」と宣言してしまう。突然のことに驚いた父(ローラン・ベルタン)は彼をブン殴ってしまうが、彼は心を固く決めたのだった。それから10数年後、大人になったアントワーヌ(ジャン・ロシュフォール)は、一軒の床屋で美しい女理髪師マチルド(アンナ・ガリエナ)を見かける。「自分の結婚相手はこの人しかいない」と心に決めたアントワーヌは店に入り、散髪の途中で唐突に求婚の言葉を咳く。彼女は聞こえなかったようにそれを無視し、彼を外に送り出す。彼女の気持ちを測りかねながらも、アントワーヌは、「強く念じれば必ず願いは叶う」という父の言葉を胸にひたすら念じる。三週間後、店を訪れたアントワーヌにマチルドは「あなたの言葉に心を動かされました。あなたの妻になります」と。彼の夢は叶ったのだ。ささやかな結婚式をあげ、2人は一緒に暮し始める。夢が叶ったアントワーヌは彼女以外何も要らなかった。仕事も、友人も、子供さえも。2人の店に様々な客がやって来ては帰って行き、幸福で静かな日々が続く。昔のことはあまり語りたがらないが、アントワーヌを深く愛しいつも静かに微笑んでいるマチルド。しかし、ある雷雨の日、客のいない店の中で愛を交した後、マチルドは「買い物にいく」と言って雨の中に飛び出していく。次に出会った時、マチルドは川から引き上げられ息をひきとっていた。彼女は水の中に身を投げたのだ。「あなたが心変わりして不幸になる前に死にます」という手紙を残して。マチルドのいない店の中で、一人アラブの音楽にのせて踊り続けるアントワーヌの姿があった
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by hageuz | 2011-03-10 20:30 | 映画 | Comments(0)