イキガミ
残された24時間をどのように生きるか?学生時代の飲み会の会話でたまに話したりしたことがあったテーマ。毎日を後悔のないように生きていくのはすごく大変なことですが、この映画を観て生き方について感じることはありました。
ただ最初に断りましたとおりこの作品の設定を肯定するものではありませんのであしからず。
(個人的には楽しんできてくださいとは薦められないけど悪い作品ではありません)
【あらすじ 解説(goo)】
初のテレビ出演を翌日に控えているギタリストの田辺翼は、ボーカルと反りが合わず、悩んでいた。元々、親友の秀和とコンビを組み、路上で歌っていたが、翼ひとりだけがスカウトされ、事務所に決められたボーカリストとデュオを組まされたのだった。そこに、厚生保健省の藤本という男が現れ、「イキガミ」を渡される。「イキガミ」とは、18歳から24歳までの若者に国から発行され、受け取った者は24時間後に死亡することになる…。
「週刊ヤングサンデー」に連載された間瀬元朗原作の人気コミックを映画化。「国家繁栄維持法」が施行された日本。子供たちは小学校入学時にナノ・カプセルが注射され、その中の誰かが18歳から24歳の間に、国家のために死ぬ運命にあるのだった。原作は、読み切りものとしてスタートしたが、映画では、3人の主人公が「イキガミ」を渡され、それぞれの最後の24時間を通して、生きるとはどういうことなのかを問いかける。笹野高史扮する厚生保健省課長の「常に全身全霊で生きていれば、人生は違ったはず」というセリフは、多くの人の心に突き刺さるはず。出演は、松田翔太、塚本高史、成海璃子他。フィルハーモユニークが歌う主題歌が印象的。