ワールド・トレード・センター
改めて忌まわしい事件であったと思い出しました。作品としては個人的には特にこれがすばらしいとも面白くはないともコメントしませんが、少しテンポにかけていたように感じます。
【STORY】2001年9月11日、午前8時40分過ぎ、あるはずのない旅客機の機影がマンハッタン上空を横切った。やがて起こる巨大な地響き——ニューヨークのシンボルともいえる2つのタワー、世界貿易センター北棟にアメリカン11便が、そしてユナイテッド175便が南棟に激突した。港湾局警察官(PAPD)のジョン・マクローリンとウィル・ヒメノは同僚とともに現場に急行。「全てのことに備えてきたつもりだが、これほどの事態とは…」。誰もがあまりの惨状に呆然と立ち尽くすしかなかった。しかし手をこまねいていることは出来ない。リーダーのマクローリンはヒメノを含めた3名の部下と共に、ビルの内部へ遭難者の救出に向かう。その時、再び起こる轟音——ビル全体が崩壊を始めたのだ。奇跡的に生き残った2人だったが、瓦礫の下敷きになって身動きすら取れなくなってしまう。互いの姿は見えなかったが、彼らには一筋の光が見えていた。それは必ず生きて帰れるという希望の証。そして闘っているのは彼らだけではなかった。無事を祈る家族、二次災害を恐れずに瓦礫の下に埋もれた彼らを救い出そうとする海兵隊員、消防士、警官たちにとっても、永遠のように長い時間が過ぎていくのだった…。