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ブレードランナー

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フィリップ・K・ディックアンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の映画化は皆さんもご存知の通り。
私は映画を見てから小説を読みました。それまでは小説を読んで映像をイメージして観に行っていましたから、映像のインパクトは当時としてかなり衝撃でした。
また、この作品の後リドリー・スコット監督の作品を追いかけるようになりました。
アンドロイドをレプリカントと呼ぶこと(クローン技術の「レプリケーション(細胞複製)」という用語を教わり、そこから「レプリカント」という言葉を創造した Wikipediaより引用)も新しいと感じました。その後、K.W. ジーターがブレードランナー2、3と小説で続編を出版し、これを映画化することを待望していましたが、今年ブレードランナー2049と全く違うシナリオになって映画化されファンとして複雑な感じでした。
話を戻しますが、ブレードランナーは1982年公開当時はほかの人気作品に押されて結構早く打ち切られてしまいました。私は一度目では話の細かい部分が理解できず2回映画館に行きました。デッカードを演じたハリソンフォードがこれまでと違ってすごく渋いダーティーな演技で驚きました。
これまでのアンドロイドのイメージは人間化したロボットでしたがこの作品では人間と変わらない姿をしており、質問をして虹彩の変化から区別できるという冒頭のシーンが印象的でした。人間としての感情が芽生える前、これを4年として命を落とす設定が最終的にこの映画のラストシーンにつながります。ネクサス6型として様々なレプリカントが人間と同じように感情を持って生き抜こうとしている様や全編アジアンテイストで(間違った日本人観が前面に出ているんですが・・・)すごく不思議な映像だと感じました。私の友人や同僚には必ず観るように勧める唯一の映画です。
この作品だけで35年待ち続けたファンが、昨年公開された続編を観に行ったことでも映画史に影響を与えた作品だと思います。話の中身は観た人がどう感じるかそれぞれでしょうが、間違いなくあの時代にインパクトを与えその後の映像に大いなる影響を与えたことは間違いないでしょう。
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by hageuz | 2018-01-13 22:26 | 映画

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