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騎士団長殺し

発売してすぐ、妻が好きなので購入してました。ようやく読み終えました。
かなり期待していたのですが、前長編作「1Q84」レベルではなかったです。物語の中心となるのが雨田具彦が描いた『騎士団長殺し』という日本画で、この中の騎士団長との出会いや免色氏からの肖像画の依頼からはじまる人間関係がこの話の軸になります。イデア編・メタファー編と2部作ですが、村上ワールドはメタファー編で全開。
彼自体の筆力は我々凡人の想像を絶するレベルで、目に見える物はすべて文章で表現で知るのではないかと思えるほど。この辺が村上作品の真骨頂なのでしょうが、読者はある程度の知識とレベルがないとおいて行かれることも事実です。毎回クラッシックが登場し、マイナーなものが突然売れるなど影響も計り知れません。
私のような稚拙な文章で感想を伝えるのは難しいのですが、村上作品独特の感じは読めばすぐにわかります。ただ今回引き込まれる感じが少なかったことと現世と冥界のような世界を行き来するところがあまりに突飛すぎる印象があったことで個人の評価は高くはありません。すでに村上春樹は私が理解できるレベルのものは書かないのでしょう。
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【作品情報】
村上春樹の14作目の小説。新潮社から2017年に発行された。全2巻で第1部「顕れるイデア編」と第2部「遷ろうメタファー編」に分かれている。初版部数は2巻合わせて130万部で、一部の書店では午前0時から販売を開始した。2010年の『1Q84 BOOK3』から7年ぶりの長編作品になる。

【あらすじ】
妻との離婚話しから自宅を離れ、友人の父親である日本画家アトリエに借り暮らしすることになった肖像画家の「私」は、アトリエの屋根裏で『騎士団長殺し』というタイトルの日本画を発見する。アトリエ裏の雑木林に小さなと石積みのがあり、塚を掘ると地中から石組みの石室が現れ、中には仏具と思われるが納められていた。日本画と石室・鈴を解放したことでイデアが顕れ、さまざまな事象が連鎖する不思議な出来事へと巻き込まれてゆく。


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by hageuz | 2017-07-17 15:35 | | Comments(0)