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人生の約束

石橋冠さんの「日常の生活にしっかり寄り添い、そこに生きる人の心情や、他者との絆を丹念に描いて人生を応援するのがドラマ」という考えがこの映画でそのまま表現している。
軸になるのは中原(竹ノ内豊)の心情の変化と友人の思いへのレクイエムでした。
話自体は奇をてらった内容は一切なく、とはいえ現代にありそうな話で観やすいです。その中でも航平の娘・瞳を演じた新人の高橋ひかるさんはすごくいい雰囲気を持った方でした。これからほかの作品でも出てくるでしょう!顔立ちと雰囲気が今までいなかった感じです。
さてこの作品のテーマは「つながっている」です。つながりたい人にはお勧めします。
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【作品情報】
富山県射水市新湊地区で約360年続く、新湊曳山まつりにかける人々の思いを描く、竹野内豊主演の人間ドラマ。故郷で続く祭の継続を何よりも大事にしていた亡き親友の思いを知った男が、親友の娘の願いを叶えようとする姿を描く。「池中玄太80キロ」などテレビドラマ界の巨匠として知られる石橋冠の映画初監督作となる。
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【あらすじ】
IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)は、他人に興味を持たず、会社を拡大させること以外には目もくれなかった。そんな彼の携帯電話に、一緒に会社を立ち上げ苦楽を共にしながらも会社から追い出したかつての親友・塩谷航平から何度もかかってくる。疎ましく思い電話には出なかったが胸騒ぎを覚え、祐馬は仕事をキャンセルして彼の故郷である富山県新湊の四十物町(あいものちょう)に向かったところ、航平の死を知る。町内会長の西村玄太郎(西田敏行)によると、病のために余命わずかとなった航平は最後に曳山につながりたいという思いから15年ぶりに故郷に戻っていた。頭の整理がつかないままに祐馬は線香をあげようとするが、航平の義兄・鉄也(江口洋介)は会社から航平を追い出し最期の電話にも出ようとしなかった祐馬が腹に据えかね手を上げようとする。航平の娘・瞳(高橋ひかる)の落ち着いた対応によりその場はおさまったものの、航平に子どもがいたことを初めて知った祐馬は驚かざるを得なかった。自分にできることはないか瞳に聞くと、西町から四十物町の曳山を取り返してほしいという答えが返ってくる。四十物町から若者が流出し曳き手が足りない上に曳山の維持費を捻出できずにいる中、潤沢な資金のある新興の西町から今年の祭りは四十物町に曳かせることを条件に、曳山を譲ってほしいとの打診を受ける。曳山は売り買いするようなものではないものの状況が状況なだけにやむなく決断するものの、西町の会長・武田善二(柄本明)は譲渡式が終わるとあっさりと約束を反故。町に戻っていた航平は、今わの際まで武田のもとに足を運び抗議をしていた。一方、東京にある祐馬の会社が不正取引の疑いで強制捜査を受ける。築き上げたものすべてを失った祐馬は、一度口にしたことは実行するとかつて航平と交わした約束を思い出し、東京地検の依頼を受けた富山県警の刑事・岩瀬厚一郎(ビートたけし)の捜査が迫る中、瞳との約束を守るために祭りが間近に迫る新湊に再び向かう。
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by hageuz | 2016-01-11 13:26 | 映画

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