マッドマックス 怒りのデス・ロード
マックスの過去はあまり表出してこない。新たなヒロインにフュリオサ(シャーリーズ・セロン)が片腕を亡くし義手の女性リーダー役として登場。話自体は旧作と同じく核戦争後の荒廃した世界での石油と水を求めて縄張り争い。イントロからエンドロールまで息もつかせずカースタント&バトルアクションで見応え十分。何かを訴えるというよりエンターテインメント娯楽作品として素直に「久しぶりの大作」という印象だった。おそらく続編はあるんでしょう!
【作品情報】
終末的な世界で繰り広げられる壮絶なサバイバル・バトルを描いたメル・ギブソン主演のアクション『マッドマックス』シリーズ。同シリーズで監督・脚本を務めたジョージ・ミラーが再びメガホンを握り、放つバイオレンス作。砂漠ばかりの荒涼とした世界に生きるマックスとフュリオサという2人の反逆者の物語がつづられる。
【あらすじ】
石油も水も尽きかけた世界。元警官のマックス(トム・ハーディ)は、愛する者を奪われ、本能だけで生き長らえていた。資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕えられた彼は、ジョーに囚われた女たち“ワイブズ”を率いて反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの男ニュークス(ニコラス・ホルト)と共に、自由への逃走を開始する。凄まじい追跡、炸裂するバトル……。絶体絶命のピンチを迎えた時、マックスと仲間たちの決死の反撃が始まる!