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蜩ノ記

観客は60代以上、私や妻は若手っていう感じ。後半の30分にはすすり泣く女性が多かった。
ある程度の年齢になると感じる感情があるのだろう。私自身が10年の余命といわれて、郡奉行戸田秋谷(役所広司)のような生き方は難しいのだろうと思います。とはいえ家族に囲まれ日々をその日暮らし(ここから蜩ノ記という日記がうまれている)しながら、藩主から申し付かった家譜を編纂をおこなう姿は、先日鑑賞した「柘榴坂の仇討」に通じる「日本の武士道」のような気がする。〝武士”が持つ「忠義を尽くす心」や「仁義のために命を賭ける覚悟」を真面目に表現した作品でした。劇中に出てくる論語や漢語はそれなりに勉強してきた人でないとついていけないかもしれない。「天網恢恢疎にして漏らさず」って知らないと家老・中根兵右衛門のラストの反省もスルーしちゃうでしょうね!役所広司がラストシーンでの後ろ姿はぐっときます。岡田君のちょんまげ姿も大河で見慣れてかっこよいです。
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【作品情報】
第146回直木賞に輝いた葉室麟の時代小説を、『明日への遺言』の小泉堯史監督が役所広司、岡田准一らを迎えて映画化。前藩主の側室との不義密通の罪で幽閉され、家譜編纂と10年後の切腹を命じられた元郡奉行の秋谷。その監視役が、山間の村で秋谷の家族との交流を通して、事件の真相に迫っていく姿が描かれる。
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【あらすじ】
郡奉行だった戸田秋谷(役所広司)は藩主の側室との不義密通および小姓を斬り捨てたことにより10年後の切腹とそれまでの間に藩の歴史である藩主・三浦家の家譜を編さんし完成させるよう命じられる。それから7年後、刃傷沙汰を起こしてしまったものの家老・中根兵右衛門の温情により切腹を免れた檀野庄三郎(岡田准一)は、幽閉中の秋谷の監視役を命じられる。監視の内容は、藩の秘め事を知る秋谷が7年前の事件を家譜にどう書くか報告し、秋谷が逃亡のそぶりを見せた場合には妻子ともども始末するというものだった。はじめは秋谷のことを懐疑的に思う庄三郎だったが、編さん途中の三浦家譜と『蜩ノ記』と名づけられた秋谷の日記には、前藩主の言葉を守り事実のまま書き留め、切腹が迫りつつも編さんに誠実に向き合い一日一日を大切に生きる彼の姿があり、感銘を受ける。そして7年前に一体何が起きたのか、事の真相を追ううちに、彼の人間性に魅せられていく。秋谷に深い愛情と信頼を寄せる妻・織江(原田美枝子)や心の清らかな娘・薫(堀北真希)らとともに暮らす中で、いつしか庄三郎と薫との間に恋が芽生えていた。やがて庄三郎は不義密通事件の真相に辿り着き、事件の謎を解く文書を入手するが、そこには藩を揺るがすようなことが記されていた……。
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by hageuz | 2014-10-05 19:25 | 映画 | Comments(0)