オンリー・ゴッド
一貫した映像の雰囲気は「ドライブ」とおんなじ。レフントーンとでもいうべき作風。話自体は割とわかりやすいのですが訳はわかりません。特に謎の男チャンが劇中に2回もステージで歌い上げるシーンがありますが、これが正に難解の極み。神のみが許してくれるっていう題名ですが、彼が神なのでしょうか?
私にとっては2014年ワーストに入れる最初の作品でした。
【作品情報】
ライアン・ゴズリング主演、ニコラス・ウィンディング・レフン監督という『ドライヴ』のコンビによるクライム・サスペンス。タイのバンコクで暮らすアメリカ人の男が殺された兄の復讐に挑む姿をバイオレンス描写満載で描く。主人公の凶暴な母親を演じるのは、『サラの鍵』のクリスティン・スコット・トーマス。
【あらすじ】
アメリカを追われたジュリアン(ライアン・ゴズリング)は、今はタイのバンコクでボクシング・クラブを経営しているが、実は裏で麻薬の密売に関わっていた。そんなある日、兄のビリー(トム・バーク)が、若き売春婦を殺した罪で惨殺される。巨大な犯罪組織を取り仕切る母のクリスタル(クリスティン・スコット・トーマス)は、溺愛する息子の死を聞きアメリカから駆け付けると、怒りのあまりジュリアンに復讐を命じるのだった。しかし、復讐を果たそうとするジュリアンたちの前に、元警官で今は裏社会を取り仕切っている謎の男チャン(ヴィタヤ・パンスリンガム)が立ちはだかる……。