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奇跡のリンゴ

本を読んでいたので、やはり泣けませんでした。監督の中村義洋さんはちょんまげぷりんやチームバチスタ、ゴールデンスランバーなどいい作品を排出していて期待していましたが、作品があってなかったかも。
安部サダヲは相変わらずうまい演技なのですが、木村さんの執念のようなものが少し足りなかった。
このくらいじゃさすがに涙腺が弱っていても泣けませんね。岡山県の推奨米である「朝日米」の栽培など幅広く活躍している木村さんのドキュメンタリー風の仕立てのほうが良かったんじゃないかな。
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【作品情報】
11年にわたる苦悩の末、無農薬によるリンゴ栽培に成功した青森県弘前在住のリンゴ農家、木村秋則の実話を、阿部サダヲ×菅野美穂主演で映画化した人間ドラマ。食事もままならない極貧生活にもめげずに奇跡のリンゴを生み出した一家の姿が涙を誘う。監督は伊坂幸太郎原作の作品を多数手がけてきた中村義洋。
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【あらすじ】
岩木山が日本最大のリンゴ畑を見下ろす青森県中津軽郡。この地で生を受けた木村秋則(阿部サダヲ)は、幼い頃から学生時代にかけて、車やバイク、エレキギターなど機械いじりに夢中になって過ごしていた。高度経済成長によって生み出されたモノの仕組みに対する興味は人一倍で、当然ながら一帯を覆うリンゴ畑や農業への関心はゼロだった。後に、この農業に人生を賭けることになろうとは、学生時代には全く想像できなかった。そんな彼に転機が訪れる。リンゴ農家の娘・木村美栄子(菅野美穂)とお見合い結婚して木村家に入ることになったのだ。農業もリンゴも秋則にとっては初めての経験だったが、苦労しながらも何とか技術を身に付けてゆく。やがて、妻の身体に異変が起きる。リンゴは農薬なしでは生産不可能な果物だったが、その農薬が美栄子の身体を蝕んでいたのだ。繰り返し散布する農薬の影響で皮膚がかぶれ、数日間寝込むこともあった。これをきっかけに、絶対不可能と言われていた“リンゴの無農薬栽培”への挑戦を決意する秋則。美栄子の父・征冶(山崎努)の協力を得て、私財を投げ打って挑戦を続けるが、およそ10年の間、奇跡が起きることはなかった。畑は痩せ、周囲の農家には“カマドケシ(破産者)”と疎まれ、家族は貧困にあえぐ。追い詰められ、自殺を決意した秋則は1人、岩木山を登る……。とその時、荒れ果てた山野に立つ1本の樹が目に止まった。その枝には、果実がぶら下がっていたのだ。“なぜ、こんなところに……?”疑問に思いながらその樹に近づいた秋則は、そこで奇跡の糸口を掴む……。
by hageuz | 2013-06-14 18:57 | 映画

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