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アジャストメント

フィリップ・K・ディックの短編小説の映画化で期待していきましたが、短編小説をベースにしたためか広がりがなく「それなりには楽しめるがそれ以上ではない」仕上がり!
主人公デヴィットの生い立ちや家族背景の深みがなく、エリース(エミリー・ブラント)との運命についても「運命を変える」ほどの出会いが描き切れていないことで前半の期待感を後半で納得感に変えられませんでしたね~
レイトショー¥1,200だったので合格ですが、¥1,800の価値はないかなぁ~
今週公開の「プリンセス・トヨトミ」に行くくらいならこっちですが・・・
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作品解説・紹介
SF作家フィリップ・K・ディック。彼の小説を読んだ事がない人でも、映画化された作品を知れば、作風は何となく察しがつくのではないだろうか。『ブレードランナー』『トータル・リコール』『マイノリティ・リポート』『ペイ・チェック消された記憶』…。共通するのは、現在の自分の存在への“疑いの心”だ。自分は本当の自分ではないのではないか、自分の意思で決めて生きているのは見せかけではないか。本作の世界では世の中の筋書きはあらかじめ決められており、そこから外れそうになると“アジャストメント・ビューロー(調整局)”のエージェントたちが現れ、微調整していく。そこでは運命に逆らうことはできない。しかし主人公デヴィッドは決められた運命に抗い、自分の愛を貫いていく。

解説
フィリップ・K・ディックの短編小説を「ヒアアフター」のマット・デイモン、「ウルフマン」のエミリー・ブラント共演で映画化したSFサスペンス。謎の組織が密かに人々の運命を支配する世界で、その事実に気付いた男が、自らの未来を賭けて組織と戦う。「ボーン・アルティメイタム」の脚本家ジョージ・ノルフィが監督デビュー。
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あらすじ
選挙で敗れた上院議員候補デヴィッド・ノリス(マット・デイモン)。敗戦会見の準備をしていた彼は、見知らぬ女性エリース(エミリー・ブラント)と出会い、たちまち意気投合する。さらに、会見を無事に切り抜けたデヴィッドは全米一のベンチャー企業に役員として迎えられ、次回上院選の有力候補として再浮上する。だが、そんな彼の行動を逐一モニターする謎の集団があった。社会の裏で超人的な能力を駆使して、人間の運命を操作する運命調整局のエージェントたちだった。その1人、ハリー(アンソニー・マッキー)は、出勤するデヴィッドがバスを乗り過ごすように操作を試みるが、手違いから失敗。バスに乗り込んだデヴィッドは車内でエリースと再会し、彼女の携帯番号が書かれたメモを手に入れる。出社したデヴィッドは、調整局から派遣された干渉班が社員の意識改変を実施する現場に遭遇し、捕えられてしまう。エリースとは2度と会わないようデヴィッドに忠告したエージェントたちは、携帯番号のメモを燃やす。さらに、調整局の背後にはすべての運命を司る“チェアマン”の存在が……。それから3年。デヴィッドはエリースと偶然再会。それを知って2人を引き離そうと様々な策を講じる調整局。繰り返し再会する彼らに疑問を持ったリチャードソン(ジョン・スラッテリー)は、2人を調査。過去に2度も結ばれる運命にあった2人が、その運命に引きずられて互いに呼び合っていたことが明らかになる。一方、デヴィッドの元には調整局が派遣した“ハンマー”の異名を持つトンプソン(テレンス・スタンプ)が現れ、彼が政治家になった理由は真のリーダーとして人類を統率させるためだったと説明。さらに、これ以上エリースと接触すると、彼女のダンサーとしての夢も消えると告げる。選択を迫られたデヴィッド。果たして彼はどのような決断を下すのか……?
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by hageuz | 2011-05-28 16:31 | 映画

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