ガフールの伝説
ストーリーは、新鮮みはありません。高速で動く梟があまりにリアルすぎるため、反対にCGじゃないかと意識させられたのが少し残念でした。また、映像演出をあまりに凝りすぎているため話が見えなくなるのも困りもの。話がシンプルなのでついていけますが、子供と一緒に行くには少しつらい作品かもしれません。
【STORY】
“純血団”からフクロウたちを救う大戦に挑んだ戦士たちの伝説「ガフールの勇者たち」の話を父から聞き、その話に夢中になる若きフクロウ、ソーレン。勇者たちの一人となることを夢見るソーレンだったが、兄のクラッドはそんな弟をせせら笑い、狩りや飛ぶことに夢中で、父の愛情を独り占めしようとする。ところがクラッドの嫉妬心はとんでもない事態を引き起こす。クラッドとソーレンの兄弟は木の上にあった巣から落ち、そのまま純血団に捕らわれてしまう。ソーレンは勇気ある若き友の助けを借り、大胆な脱走を図らなければならない。彼らはガフールの勇者たちの巣があるとされる“神木”を探しに海を越えることを決意する…。
フクロウ世界の冒険と戦いを描くキャスリン・ラスキーのファンタジー小説を、『300』『ウォッチメン』のザック・スナイダー監督がアニメーション映画化。(作品資料より)